■プランニングの前に必ず行いたいのが敷地条件の確認。
法規制や敷地境界線などの調査・測量と同時に、以下のポイントに沿って敷地の条件も把握しておくといいでしょう。
1.道路
敷地が接している道路の交通量や人通りをまず確認します。騒音が気になるのなら、リビングや寝室などくつろぎを大切にしたい居室は道路から離して配置したほうが無難です。
2.隣家
都市部では隣家と密着して家を建てるケースも少なくありません。こうした場合、隣家のキッチンやトイレが接する方向にリビングなどを設けない工夫が必要です。逆に隣家のリビングの間近にこちらのトイレや換気扇などの排気口を設けることも避けるようにしましょう。
3.日照・通風
道路や隣家からの騒音や視線を遮りつつ、十分な日照や通風を得ることができるかどうかもチェックポイントの1つです。条件的に難しい場合には、中庭形式やトップライト、ハイサイドライトの採用なども検討するといいでしょう。 |