話題のキーワード、用語について

品確法

(住宅の品質確保の促進等に関する法律)
●なぜ必要なの?

住宅取得者にとっての問題

・性能の相互比較が難しい
・性能の評価の信頼性に不安
・紛争について専門的な処理体制がない
・瑕疵担保期間後に瑕疵が明らかになっても無償修繕が要求できない


住宅供給者にとっての問題

・性能について競争するインセンティブが少ない
・性能について競争するインセンティブが少ない
・クレーム対応に労力を要する
・長期の保証契約が困難

 

●新法の目的は?
国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展

1.住宅購入者等の利益の保護
2.住宅の品質確保の促進
3.住宅に係る紛争の適正な解決

 

●新法の概要

住宅新法の概要

1.瑕疵担保責任の充実
2.性能表示制度の創設
3.紛争処理体制の整備

 


その1 瑕疵担保責任の充実

構造耐力上重要な部分(基礎、柱、床など)と雨漏りに関して10年の保証を義務付け
瑕疵担保責任を10年間義務づける部分のイメージ
その2 性能表示制度の創設

住宅の性能を適正に表示するための共通ルール(日本住宅性能表示基準、評価方法基準)を設ける
性能評価の手順
その3 紛争処理体制の整備

性能表示を受けた住宅に関して、住宅会社と消費者の間にトラブルが起きた時は、建設大臣指定の紛争処理機関がその処理にあたる

紛争処理体制のイメージ

このページのトップへ