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カンタン防音対策術

(from 213号)
いよいよ夏。暑さに負けてついエアコンに頼りたくなりますが、少し涼しい夜などはできるだけ窓を開けて風を誘いたいもの。ただ窓を開けると生活音が外に漏れやすいのでは、と気になったりしますね!
今回特に集合住宅でトラブルの原因にもなりがちな音について自分でも出来る防音対策をいくつかご紹介します。

自分でも出来る防音対策
古い集合住宅に住んだことのある方なら、上の階や隣の住宅から聞こえる生活音が気になったというご経験をお持ちの方も いらっしゃるかもしれません。最近のマンションは機密性も高く、さまざまな防音対策が施されています。しかし残念ながら 生活音をゼロにすることはできません。
また、音の感じ方にはたいへん個人差があり、トラブルになってしまう場合もあります。普段から隣近所の方と互いに気づかいを するおつきあいが一番かもしれませんが、まずは自分たちでできるだけ音を防ぐ、また同時に音を 漏らさない工夫をする配慮も大切かもしれません。
音には空気を伝わってくる音と、壁や床などの構造物を伝わってくる音があり、前者は窓や壁の隙間をなくして機密性を 高めることで、後者は音を吸収したり、はね返したりする方法で防ぎます。
防音の3つの要素
防音には大きく分けて「遮音」「防音」「防振」の3つの要素があります。
窓やドアの隙間にゴムテープなどを貼って空気の流れをなくしたり、質量の大きな家具などで空間を遮ったりして音を 遮断するのが「遮音」、カーテンやじゅうたんといった主に繊維質の素材に音のエネルギーを 吸収させるのが「防音」、そして洗濯機やエアコンの室外機のようにモーターを用いる 設備機器などをゴムなど弾性のある素材で支え、壁などの構造体に振動が伝わるのを防ぐのが「防振」です。
楽器を弾く、小さなお子さんがいる、仕事の都合で夜遅く洗濯をするなど、それぞれの家庭の生活スタイルにあわせた対策が 必要ですが、どれかひとつというのではなく、組み合わせることで相乗効果が高まりますので、ぜひ住居全体の防音対策として お考えになることをおススメします。
窓やドアから風が感じられるような古いタイプのお部屋では 音も漏れています。音を遮断するゴム製などのテープ類も最近、DIYショップで品ぞろえされてきています。
音漏れが気になる壁などには、重量や厚みのある家具を置く。壁全体を 覆えるような大きな家具の方が効果的。
裏にゴムを張ったカーペットや毛足の長いじゅうたん、防音対策用の スポンジマットを敷くと階下への音を防ぐことができる。
厚手の重い材質で目の詰まったカーテンが防音には効果的。できるだけ 大きめにして窓がすっかり隠れるように。
エアコンの室外機や洗濯機など振動音が気になるものは、足の部分に ゴム製のマットを敷くと階下に響きにくくなる。
ソファカバーやクッションのような布製のファブリックをたくさん取り入れる ことで音を吸収させるのも効果がある。
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