「相続でもめるなんて資産家にしか関係ない」と思っている人も、人ごとではないかも。ファイナンシャルプランナー土井さんによる相続トラブルを避ける為のポイント解説です。
相続が発生した際に、一番問題になってくるのが、「資産の全容が分からない!」ことです。どんな資産・負債があるのか、本人でさえ把握するのが大変なのに、「死人に口なし」となった後に、遺族が資産把握を行うのは至難の業です。 そこで登場するのが「エンディングノート」です。2011年に映画「エンディングノート」が公開されてから一気に世間に知られるようになりましたが、中に以下の情報が書き込めるようになっています。
エンディングノートは、遺言書と違って法的な効力を持ちませんが、気軽に自由に作成するこができます。 エンディングノートを残すメリットには次の3つがあります。
生前、ちょっと照れくさくて言えないようなメッセージを残しておくことで、家族の悲しみを癒し、相続人間の気持ちのこすれも和らげる効果があります。
次回は、エンディングノートを作るために、とても大切だけど盲点になる情報や、親など家族に書いてもらいたい場合の注意点などをお伝えします。