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機能的な押し入れ利用術

(from 180号)
10月は衣替えの季節ですが、押し入れの場合奥行きが深いため、結構出し入れが大変です。
でも、ほんのちょっとした工夫で見た目もよく、だんぜん使いやすい収納が実現します。

●押入れを機能的に使うためには、できるだけ「重ねない」が基本。

 押入れの奥行きは、布団をたたんで収納するのにちょうどよい深さとなっているため、その他のものを出し入れするには奥行きがありすぎてちょっと不便。そこでまず、洋服はヨコに突っ張り棒を渡してクロゼットのように服を吊るすことを考えてみましょう。空いたスペースには引き出しケースや三段ボックスを入れたりして、できるだけ無駄なスペースができないよう工夫します。その際ケースなどを手前に積み上げないこと。そしてできれば中の見えるタイプのものを使うこと。何が入っているのかわからなくなり、開けてみると空箱だったなんてことが案外よくあるからです。

■奥にカラーボックスか棚を取り付ければスッキリ収納が可能。洋服掛け用のポールを前後に2本取り付ける場合は上下に段差をつけて、洋服の肩同士がぶつからないようにすると収納力がアップします。
■上方の空きスペースには、突っ張り棒とワイヤーネットで作った簡易棚を取り付ければ、高さを目一杯使えます。
(突っ張り棒2本に針金でネットを留める)
■一部に布団を収納する場合でも突っ張り棒をタテに使ってスペースを仕切り、手前に引き出すタイプのハンガーレールを取り付ければOK。ヨコポールと併用してL字型で利用する方法もあります。
■大きなものや重いものは、湿気対策用のすのこにキャスターをつけて乗せておくと取り出す時に便利です。



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