奥行きを演出して玄関を広く見せる。 |
例えば直線廊下の場合、突き当たりの壁に額や照明を配置したり、奥のリビングドアの袖に花瓶やインテリアを置いたりすると視線が奥行きへ誘導され、玄関の意識面積が伸びて空間を広く感じさせることができます。この手法は玄関を入ってすぐ壁で、折れるかたちで部屋に続く場合でも同様。
目の前の壁に印象の強い大きな額などは掛けず、奥行きのあるほうへ連続した小さな額の配置をしたり、立ち位置から見えるぎりぎりの所へ、やはり花瓶やインテイリアを置いて視線を誘い込み、意識面積に広がりをもたせる等工夫すると玄関を広く見せることができます。 |
すっきり、さりげなく質の良いものをコーディネート。
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奥行きへの誘い込み演出の場合逆に大切なのは玄関に入ってすぐの空間。下駄箱の上や正面スペースが何も無しでは寂しすぎます。ただここで注意したいのは、前述しちょうに印象を手前で止めないこと。奥行きの演出とのバランスを考えた大きさや印象を心掛けるころが大切です。鏡の前に花や絵を置いて立体感を出したり、かすかな光や香りを使った演出テクも有効ですが、いずれも「さりげなさ」をポイントにすることで奥行きとの融合、一体感が生まれます。できるだけ物を置かずに質の良いインテリアや花など、わが家らしさを演出する逸品をさりげなく置くとセンス良く見えます。 |
玄関には靴や傘立て、スリッパ、シューケア用品など意外と物が多くごちゃごちゃしがち。すっきり収納できないときは、インテリアと色やデザインを揃えると統一感が出て見た目にもきれいです。 |
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