湿気対策の基本は換気 |
高温多湿の日本では、6月から7月にかけての梅雨時期にはどうしても室内に湿気がこもってしまいます。雨の時は窓を閉め、晴れた日に十分換気をするのが基本ですが、湿気は「空気の動きにくい場所」にたまりやすいもの。 換気の際は家具や家電のうしろ、押入れ、クロゼットの中、部屋の隅などにたまった空気が動くよう風道をつくってやることが大切です。風通しの悪い部屋なら換気扇を利用。カベから家具を離したり、クロゼットを開けてサラリとした空気ができるだけ家の隅々に行き渡るようにしてください。 ただし、長雨のすぐあとの晴天は、逆に湿気を含んだ空気が室内に流れ込むことになるので注意が必要です。
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洗濯物の室内干しにもひと工夫 |
この時期は洗濯物を乾かすのもひと苦労。実際多くのご家庭が室内干しをされているようですが、それによって室内の湿気率が10%も上昇するといわれています。どうしても室内干しになる場合は少し強めに脱水をして、最初の2潤オ3時間は雨でも外に干すようにするとずいぶん違います。また、分量は限られますが浴室と換気扇を利用する手もあります。浴室は部屋容積が小さく吸湿性の少ない床やカベに囲まれているので、思った以上に衣類を乾かすことができるものです。 衣類乾燥機があるから大丈夫という方も、乾燥の際に出る湿気は3潤オ5割が室内に排出されるといわれますので、同時に換気扇を回すことをオススメします。
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