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草盆栽で涼しげな部屋づくり

(from 226号)
今、ブームになっている「草盆栽」に注目が集まっています。
カジュアルで親しみやすく、涼しげで落ち着きがあるその姿は、夏の粋なインテリアにピッタリです。

マンションのインテリアにおすすめ!
盆栽というと、どっしりと枝をはわせた本格派が主流でしたが、近頃、誰もが楽しめるアイテムとして人気上昇中なのが、草盆栽やミニ盆栽などの”ちっこい系”。コンパクトで場所をとらないから、賃貸マンションの部屋でも飼えるミニペット感覚や気軽なインテリアとして取り入れられることが人気の理由のようです。たったひとつ置くだけで、部屋の表情が和みの空間に一変します。
まんまるい苔玉は、保水性の高い粘土状の土を苔で覆い、固定しています。場所を選ばずどこにでも置けますし、器も選びません。平らなものであれば、陶磁器、鉄板、ガラス、タイル、板など、自由に組み合わせることができます。
また和洋スタイルどちらでも楽しめるのも苔玉の魅力。和室はもちろん、モダンな部屋、ポップな部屋に置いてもまったく違和感がありません。このマルチさも草盆栽の人気のひとつです。
盆栽と違って手入れが超ラクチン。
こまめに剪定しながら同じ姿を保たせて、不変の美しさを味わう「盆栽」に対し、草盆栽はあえて手を加えず、 四季の変化を楽しめる気軽なアイテムです。
だから、お手入れも超カンタン。一日一回の水やりと外気に触れさせるだけです。水やりは、苔玉がスッポリ入る大きさの容 器に苔玉を1潤オ2分浸します。ブクブクと気泡が出たら水分を吸収している証拠。気泡が出なくなったら、取り出します。ただ し水の与え過ぎは蒸れの原因に。手で持ってみて土が軽いなと感じたら水やり時です。
また、一日一回、数時間の外気浴は欠かさないように。草盆栽の植物は主に日本の野山に生えるもので、外気 浴を必要としない観葉植物とは異なります。ただし夏場は直射日光を避けて、明るめの日陰に置くことがポイント。 部屋に置く場所は選びませんが、あえていうなら風通しがよくて柔らかい光が当たる、レースのカーテン越しなどが理想的です。
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