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素敵住まいの裏技「すまいる館」【目次】
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あなたのお部屋をデザイナーズモデルルームへ!!
(from 183号)
最近ではデザイナーズマンションが売り出されたり、インテリアなどもカラフルでデザイン性の高いものが増え、外国映画の中の世界だと思っていた空間が身近になってきました。
今回は、空間演出の「プロのこつ」に迫りたいと思います。
壁は白のキャンバス。「キャンバスはできるだけシンプルに、しかも広く」
前述したデザイナーズマンションなどは、壁のクロスはもちろん、面積の大きな間仕切り引戸扉やクローゼット扉、巾木などまで白一色に統一し、シックで落ち着いた空間をつくりだすと同時に、部屋を明るく、大きく見せる工夫がなされていたりします。そしてさらにこの手法は、デザインやカラーバリエーションが豊富になってきたインテリア・家具類を、より「効果的」に見せる大切な要素でもあるのです。つまり、大きな白いキャンバスのような壁は、「よりセンスのよい部屋」づくりのための「こつ」のひとつだということです。
まずメインカラーを決め、ポイントカラーをプラスする
とはいえ、せっかくの白い部屋に多くの色を使うとセンスのよい部屋にはなりません。インテリアの中心にしたいメインカラーを決め、濃淡のコーディネートで全体をまとめるのがシックな部屋づくりの「こつ」。ただしあまり似た色ばかり使うと単調になるので、同系色の中からはっきりした色を選んで小物などに使うと、調和も壊さず全体の雰囲気も引き締まります。
好きな色や個性のある色を使いたいときは、セーブしながらアクセントカラーとして使うと動きがでてセンスもアップします。
また寒色系で統一する場合、あまりブルーを使いすぎると冷たい雰囲気になってしまうので、観葉植物を置いたり、木のぬくもりをプラスしたりして寒々しさを消したいものです。その時も、暖色系と寒色系を混ぜると違和感が強くでるので注意してください。
住まいの向きや季節の変化も、インテリアの色を決める上での大切なポイント。日当たりのいい南側に暖色を使うと夏は暑苦しく、冬は北側に寒色を使うと寒々しく感じます。とくにカーテンの場合は日光によって色が部屋中に照射されるということを考慮に入れておきましょう。
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