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フローリングのお手入れ術

(from 187号)
春の入転居シーズンも過ぎ、まぶしい新緑の季節となりました。
入居したての頃のような美しく快適な住まいを保つためには、日頃からのまめなお手入れがかかせません。 今回はフローリング床のお手入れのコツをご紹介します。

●フローリングに水気は禁物
フローリングはほこりが舞い上がりやすくまめに掃除をすることがたいせつですが、水気を嫌うので乾拭きが基本。濡れ雑巾でひんぱんに拭くと、ひびわれを生じることもあります。普段のお手入れは掃除機やペーパーモップがいいでしょう。
汚れが目立つ時には住宅用洗剤を薄めた洗剤液で拭きとり、洗剤分が残らないよう水を固く絞った雑巾で仕上げ拭きをします。
そしてできれば美しいツヤを保つためにも、2~3ヵ月に1回はワックスがけをしたいもの。ていねいにほこりを除いた床にフローリング用のワックスを薄く塗りのばし、晴れた日で20~30分、雨の日なら1時間ほど乾かします。ワックスが完全に乾いたら、しっかりと乾拭きをするのがコツです。

ペーパーモップ…フローリングの強い味方。

つや出し洗剤…つや出し効果のある床用洗剤も市販されている。日常のお手入れには効果的。

化学雑巾…1~2週間に1回程度の使用で。使用後は袋などに保管し、そのまま床に置かないように(フローリングの変色の原因に)。

水性ワックス…最も扱いやすいのが水性ワックス。転倒防止のための滑り止め剤入りがおすすめ。

樹脂ワックス…半年に1回の使用が目安だが、厚く塗りすぎると歩行時にワックス皮膜が割れることがあるので注意。

●いつまでも美しく保つ秘訣
フローリングは光り(紫外線)や熱、乾燥に弱いので、直射日光が当たる場所や温風ヒーターの吹き出し口周辺では表面劣化が早くなるので注意が必要です。
床の上に直接電気カーペットを敷くのもいけません。また重い家具などの重量が一点に集中するとその部分がへこんでしまうので、重みを分散させることが大切。床材の表面塗装にキズがつかないよう、キャスター付きの家具を置かないようにしたり、いすの足にゴムキャップやフェルトなどをつける工夫も必要です。
もし、クレヨンやマジックなどが表面に付着した場合は、早めにアルコールまたはシミ抜き用ベンジンでふき取ってください。小さなキズの場合はクレヨンタイプのキズで目立たなくなります。


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